マンゴーについて
品質へのこだわり
当園では品質管理には十分な注意を払い、毎日のデータを積上げて観察をつづけています。
マンゴーの木は非常に繊細な植物です。少しの温度や湿度の変化に反応します。
温度管理・湿度管理・害虫チェックなど、詳細に観察しながらより美しくおいしいマンゴーの品質向上に努めています。
自動開閉機
太陽光の内紫外線から可視波長領域に対し90%もの反射率を持つシートを使っています。
この太陽光(紫外線)を感知した虫は飛行を制御していますが、このシートの反射光と太陽光の区別がつかず
飛行制御を失いハウスへ侵入する前に落下します。
またこの反射により、上下左右から光を受けたマンゴーはさらに色鮮やかなマンゴーになります。
地面にシートを敷く作業中
甘さへのこだわり
登園では完全に熟してネットに落ちたものだけを収穫しています。収穫後の追熟をして出荷はしておりません。
色合い・傷などをチェックし、一つ一つ糖度をはかって重量選別を行ないます。
非破壊式と呼ばれる方法で果実の二カ所を測定し平均値を求めて糖度を保証しています。
とろけるような甘さとさわやかな酸味のバランスのとれた糖度15度以上(贈答用)のマンゴーをお届け致します。
糖度計
一般にマンゴーの種類はアップルマンゴー・キーツマンゴー・ペリカンマンゴーの3種類あります。
登園ではアップルマンゴー(アーウィン種)を栽培しております。
1本の木に限られた数しかマンゴーは生育させません。どんなにきれいでも、大きな一つのマンゴー
になるにはたくさんのマンゴーの実を摘果して、一つのマンゴーに栄養を十分に行き渡らせます。
まるでたくさんのマンゴーの代表のように・・・
マンゴーの実が成長していく間に朱色、紫、青紫、そして独特の赤いマンゴーに変化していきます。
完全に熟すると自然に実が落ちるので、その前にネットをかけ、ネットの中に墜ちるように準備します。
登園では朝、夕の二回、ネットに落ちたマンゴーを回収し、直後にお客様の元へ発送しています。